危険物とはガソリン、灯油、印刷インク、
火薬の原料など、火災の原因になりやすい物品のことで、
危険物取扱者は、各種施設で、
これらの物品を扱える管理責任者です。
近年では医薬品からハイテク機器まで、あらゆるところで原材料として、
燃焼性の高い危険物が使われているので、
活躍分野が広く就・転職に有利です。
また、業界内の各種施設で責任者として活躍も期待できます。
危険物取扱者は、各危険物の性質や貯蔵法の知識を、
さまざまな職場で必要とされ、就・転職に有利です。
また、資格手当や昇給・昇格にもつながりやすくなります。
危険物取扱者の試験問題はすべてマークシート方式
(乙種は五肢択一、丙種は四肢択一)です。
記述も論述も面接もありません。
各科目の成績が、すべて60%以上で合格します。
また、乙種4類は東京都では毎月、他の道府県でも年2回以上、
受験機会があるため、合格のチャンスも広がっていると言えます。
危険物取扱者の資格には甲・乙・丙の3種があり、
乙種は、さらに6つの類に分かれています。
石油やガソリンを主に扱うガソリンスタンドでは乙種4類の資格が必要です。
ですから、出来ましたら 大型自動車免許も有れば タンクローリーの
運転手も出来ますので、就職先の門戸が、益々増えていきます。
また、宅配便の運転手でも
厳密に言えば、危険物の運搬には危険物の免状要ります。
また、乙種ですべての類を取得すれば、
甲種とほぼ同じ仕事をすることができます。
(丙種は乙種4類の一部製品を扱うことができます)。
※【丙種】は乙種4種の一部分しか
扱えないので、乙種4類取得が大変有利です。